宮大工の技術で造ったモバイル茶室で茶道を披露!

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[日時]
① 8月19日(金) 15:30~16:00
② 8月20日(土) 10:30~11:00
③ 8月20日(土) 15:30~16:00
[場所] パシフィコ横浜 展示ホールD
[ゲスト]
① 18名(インド 1、日本 17)
② 16名(マレーシア 7、日本 9)
③ 30名(タイ 1、日本 29)
[スタッフ]横浜観光コンベンション・ビューロー(YCVB) 8名、
(株)花升木工社寺建築 1名
[KSGG会員]4名
[使用言語]英語、日本語

「第8回アジア栄養士会議」開催期間中の会議のブレイクタイム(30分間)に、会議参加者のための茶の湯イベントが開催された。展示ホールに設営された2畳のモバイル茶室は、「ユネスコ無形文化遺産」に登録された宮大工の技術を用い間伐材を利用して作ったもので、格子の付いた丸窓のあるとても素敵な空間だった。神奈川県の間伐材を有効利用した和室を作り海外にも紹介し、宮大工の技術の継承と世界中に日本文化の伝統を広めるための取り組みとのこと。
定刻になると亭主がお点前を始め、同時にお点前の解説がなされ、正客と次客には点前座から茶碗で呈茶された。お点前の後に「モバイル茶室」の説明が日本語と英語で行われた。正客・次客以外のお客様には新型コロナ感染対策のため水屋から紙コップでお茶が運ばれた。水屋での新型コロナ感染の取り組みは徹底しており、陰点てやお運びは使い捨てのビニール手袋をして行った。また、点前座に入る前に、茶室の入口で亭主は必ず手指の消毒を実施した。3回のイベントの合計64名のお客様のうち外国人は9名のみであったが、各回ともセッションが終わった後もKSGG会員と会話をしたり 写真を撮ったりして、とても楽しんでくださった。外国人のお客様の中には、茶道の経験があり日本で茶道の精神を学びたかったという方や、初めての抹茶を大変気に入ってくださった方もいた。茶道に精通した日本人の方から初来日の外国人の方まで多くの方々に参加していただき、大盛況のうちに幕を閉じた。