
[日時]1月29日(水)9:30~12:00
[場所]JICA横浜和室(さくら)
[ゲスト]日系社会次世代の高校生40名(ブラジル18、ペルー、アルゼンチン、ボリビア、パラグアイ各4、メキシコ3、コロンビア、ドミニカ共和国、ウルグアイ各1名)
[KSGG会員] 8名
[使用言語] 英語 簡単な日本語
40名の研修員を2回に分けて茶道体験をして欲しいとのご要望に沿って、和室2室の境の襖をすべて取り払い20畳の和室にして、お客様20名の大茶会(?)を催した。亭主の入室と退室の時に総礼をすること、お菓子とお茶が運ばれた時にはお辞儀をすること、左隣の人に「お先に」の挨拶をすること、お茶を飲む時は正面を避けるために時計回りに茶碗を回すこと、飲み切りの音を出すこと、飲み終えた茶碗は反時計回りに回して正面を戻し、さらに180度回して返すこと等最低限のマナーを指導した。1回の指導で正確にすることはなかなか難しいので、運ばれてきたお茶を前にしたゲストに1人1人説明したりして、どうにか20名がお茶を飲み切った。教えられた通り大きな飲み切りの音を立てたり、一生懸命頑張って正座をしたせいで立ち上がろうとしてよろけて両隣の友達に助けてもらったりと、静粛の中にも微笑ましい場面も見られた。全員が飲み終えて、最後に亭主といっしょにお辞儀をし、説明者の「Good job!」の言葉に、お茶席が終わるたびに満面の笑顔で拍手が沸いた。
