横浜で水道事業を学び、世界の水事情について情報交換

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[日時]3月3日(金)10:00~12:00
[案内場所]JICA横浜会議室(講義)、野毛山貯水場跡ツアー
[ゲスト]JICA横浜研修員11名(ウガンダ、ザンビア各2、リビア、バヌアツ、カンボジア、エジプト、パキスタン、ブータン、アフガニスタン各1)
[KSGG会員]3名
[使用言語]英語

今回のJICA横浜の‟日本の水道事業〜横浜からの歩み”研修ツアーは、KSGG会員による横浜の水道についての講義と野毛山の貯水場跡を巡るツアーからなる二部構成のイベント。
‟Yokohama Waterworks” と題した20分の講義で、横浜の開港から水道建設に至るまでの説明に加え、現在の横浜の水道事業が抱える問題まで幅広い解説。講義後、7名の参加者から質問が出て、活発な質疑応答を行った。
その後、JICA横浜がチャーターしたバスで野毛山へ向かった。バスの中で参加者の皆さんに水に関して質問してみると、ウガンダではナイル川などの水源はあるが政府の対応がなく水不足に悩んでいる、パキスタンでは水の質が悪く水の浄化が最大の課題、ブータンでは、高地であるために水供給が難しい、など、それぞれ違った課題があることが分かった。見どころは、野毛山入り口の‟日本最古の鉄製の水道管” 、野毛山にある旧貯水場跡(現在は老朽化のため閉鎖)、横浜の水道の父‟H. S. Parmer” 、野毛山展望台。2時間と短い時間であったが、中身の濃い印象に残るイベントであった。