国際会議参加者 鎌倉で日本の心に触れる

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[日時]12月11日(水)13:30~17:00 
[案内場所]報国寺、浄妙寺、鶴岡八幡宮
[ゲスト]NII(コンピューターサイエンス国際会議)参加者13ヵ国 24名(イタリア、中国各4、日本、カナダ各3、タイ2、ドイツ、スリランカ、パプアニューギニア、サウジアラビア、アメリカ、スペイン、インド、イギリス各1)
[KSGG会員]2名
[使用言語] 英語

報国寺の枯山水では、「何故水を使わないで庭園を表現したのか?」という質問を受けた。「あるもので、出来るだけ表現する」という質素を重んじる風習をT会員から説明した。
 浄妙寺での抹茶体験では、それまで和気藹々としていたゲストも、亭主の厳かな雰囲気を感じ神妙な面持ちに。作法をビデオに撮る方もいた。亭主のおもてなしに感謝をする、そのような心を作法に表しているとのお話をした。
八幡宮では、書に興味のあるゲストが、筆と墨を購入。おみくじでは小吉を引いてしまったゲストがおり、健康の欄には、「もう手遅れ」と。一瞬緊張したこちらとは裏腹に、ご本人はケラケラと笑い、枝にも結ばないでお土産に持って帰ると楽しそうにしていらした。彼女のおおらかな性格に、救われた。
 小町通りで皆さんとお別れし、若宮大路を通り駅に向かった。灯篭の光に照らされた若宮大路はとても幻想的な雰囲気で、古都・鎌倉はこんな一面もあるのだと、新たな発見をした。