サンモール・インターナショナル・スクールで「日本の政治・経済」レクチャー

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[日時]9月28日(金)10:30~12:30 
[場所]サンモール・インターナショナル・スクール チャペル 
[ゲスト]24名(仏9、米6、ポーランド、インド、中国、韓国、ドイツ、スロベニア、日本各1、主催者2) 
[KSGG会員]12名
[使用言語]英語 
プロジェクトGからの依頼による時事英語研究会が実施している本レクチャーも今年で5回目となった。同校の特に初来日の父母(主に母親)を対象としている。日本の詳しい紹介を聞くべく、プレゼン配布資料と映写スライドを熱心に見つめていた。母国と異なる日本の政治システムにとても驚いていた様子だった。YouTube等で断片的に情報を得ていても、体系だった説明を受けたのは初めてだと感想を述べていた。
外から見て好調に見える日本の国債残高の多さと国内貯蓄資産の多さにはびっくりしていた。貯蓄(率)の高さには首を傾げ、どんどん使えば経済活性化にいいのでは、という反応があった。歴史を絡めた日本人の価値観は理解が難しい様子だった。帰国する頃にはすっかり日本にはまって欲しいものだ。
日本の生活・風習はこれから直面することだけに、講義に非常に集中していた。冠婚葬祭でのお金にまつわるルールがややこしく、既に困っている人もいた。半返しの風習は理解できない様子で、最初から半分をあげればいいのでは、という合理的な意見も出ていた。これからの日本人との付き合いで、我々自身も困惑することのある「日本的な」付き合いに、彼らはどう対応してゆくのだろうか。
主催者の要望で3部に分けて各20分のプレゼンの後にそれぞれにQ&Aセッションを設けた。参加者の要望に合った形で好評であった。プレゼンター以外のKSGG会員も積極的に質疑に答えていた。母親同士もこのレクチャーが知り合いになる良い機会になり、最後に和やかに集合写真を撮って解散した。